GITZOエクスプローラーG2228修理記 (その2)
先日「GITZOエクスプローラーG2228」の修理が終わりビックカメラ有楽町店から修理品を受け取って来ました。
前回のレビューで、すでにお話しの通りに修理依頼個所は、『開脚ロックレバーの修理と、欠品しているフックの補充』の2点の修理依頼なのでした。
依頼時に、実物を渡して見積もりを頂いてからの修理となったのですが、見積もり金額が¥14,070(送料・消費税込み)を知らせてくれたビックの担当者は、流石に私が修理OKをするとは思わなかった様でありました。
OKを出したのですが後で再び考えてみると、修理に出さないで、「現状渡しのまま」でオークションに出せば良かったのかも知れませんでした。
修理伝票はこんな感じでした。
修理は「株式会社エイ・ステージ リペア事業部マンフロット・ジッツォ製品認定サービスセンター」で行なわれた様ですが、分解修理とフックの欠品補充で三脚の外観部品は変わらなかったのに、¥14,070ですから高いと思いました。修理内容には不満が無いのですが、伝票を見る限りでは、こんな小さなフックの部品代で¥4,100掛かったみたいです。GITZOのパーツは高いみたいなので、無くさないようにした方が良いですね。
オークション市場でよくGITZOの使用品は出品されていますが、私が思うには修理代が掛るので、修理代を払うよりも出品して落札代金を貰った方が良いと考える人も中には居るのではと思いました。
でもとにかくGITZOは凄い人気で落札されている現状を見ると、やはり撮影者にとっては魅力溢れる憧れのアイテムで在る事は確かなのです。
私は、帰宅後すぐに修理を受けた三脚の確認を致しました。
一番気にしていた開脚ロックレバーは、オークション落札時と比べてシッカリとロックが掛かり、お店に置いてある新品と同じ感じの仕上がりで満足でした。これなら撮影中に自然と脚が開きだす事も無いです。
でも今更オークションの出品者様を悪くいうつもりは無いのですが、この三脚の現状を
「ロックを掛けていても適度なトルクが掛かりながら脚部の開閉角度が自由に調節出来るのがエクスプローラーの特徴なのです。」とコメントを公開されてはいたのですが、コレ不適切なコメントで在ったと思うのです。
この言葉の正否は、皆様御自身で実際のエクスプローラーに触れられると御解りに成られると思います。とにかくオークション開始価格が品物の実情に合ってはいなかったと思いました。
さて、GITZOエクスプローラーG2228の概要はこんな感じです。
G2228 2型 4段カ-ボン
全伸高:164cm
R:27.5cm
最低高:11.5cm
重量:2kg
最大耐荷重:8.0kg
格納高:56cm
最大パイプ径:28㎜
今回は、究極のメカニカルシャッター搭載機Nikon F2を装着してみました。
エクスプローラーの最大の特徴であるセンターポールを傾けての撮影状況です。
私は仕事の物撮りを致しますのでこういう真上からの撮影アングルが出来る事は嬉しい限りであります。
更に普通想定されているポジションよりも前に延ばしたら、バランスが崩れてしまいますので、修理品のフックにモーメント釣り合い用のウエイトを引っ掛けてみました。
昔は、エクスプローラー位しかこの様な三脚は見かけられなかったと思いますが、今では各社からこういう感じの三脚が多数発売されていますので、少なからずこの様なタイプの三脚の認知度が上がっている事は嬉しい限りです。
◎次回予告としまして、下掲載画像に有ります「GITZOエクスプローラーG2228」と比べても解る大型三脚SLIK・スリック社の「ザ・プロフェッショナル」を取上げてみたいと思います。
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