Nikon D300 (8) 「D300の本当の魅力 」について
今回は、前回予告からの流れで、「Nikon D300 の本当の魅力とは何か」について、私の実体験と、考察に基づき進めて行きたいと思います。
Nikon党の私が、前回でD300にキツイ事柄を書いてしまいましたが、これらは私以外の方も含めまして、すでに購入された皆様も一つ位は、思われている節が在られたのでは思います。さて、昨今の競合他社様を含めて、デジ一眼は、機能を始めとして使いやすさも質感も向上させてきていますが、ここでは、さすがはNikon、さすが、D300と言わせる事柄を書いて行きます。
①. 伝統のFマウントは、現在も生き続いていますので、お手持ちの歴代レンズ群も大切な資産として十分使用可能でして、たとえ古く成ったモデルとは言え、中古査定でも価格が絶対に0という事はありえませんので、ここに一つの強みが有ります。---コレくらいの事は、Nikonユーザーなら当然当たり前だと、私は、お叱りを受けますね。②に話題を展開する為に必要な事でしたので、書いています。では、本題である②を御覧下さい。
②. Nikonは長年に渡ってのプロユースが豊富なので見えない処にこだわって造られていると当然考えられます。それの一つとしてが前出のFマウントでして、更に、今日では、お手ごろ価格のデジ一眼でも大変良く出来ていて、簡単に良く写ります。しかし、プロユースの実績が在る以上、様々な厳しい環境下でも、他社のカメラよりもスゴイ耐久性が在ると考えられます。
私の実際の体験談として、職場の備品のD100ですが、ストラップを軽くつかんで、いつもの如く席を離れようとカメラを持ち上げたら、一瞬の出来事ですが、ストラップの輪が椅子の肘掛に引っかかって、握っていた手からストラップを始めとするD100とマイクロ60mm F2.8Dが70cm程の高さから、オフィスの床に突然一気に落下してしまいました。
まるで、急降下爆撃機の様に恐ろしかったです。一瞬ですが目が点に成りました。D100は、フイルムカメラのF80と同じく樹脂製のボディを利用してのデジ一眼ですが、そのボデイ・レンズが3回程床にぶつかりながら、男子機械体操の選手のウルトラCの様に床から跳ね上がったのです。見事にカッコ良く着地は、していません。私は驚きました。直ちにD100とレンズをすかさず覗きました。しかし、不思議な事にどちらも壊れていないし、キズも全く無いし、作動させても全然問題が無かったのです。だって確かにあの時、D100の樹脂製ボデイは、ボールの様にグニャッとツブレて衝撃を吸収しているのが見えました。そして、3度も跳ね上がったし、マイクロレンズにしたって、フード付きの先端部を床にたたき付けられていました。長い間写真をやっていますが、こんな事件は初めての事でした。この一件で私は、Nikonは、何らかの耐衝撃設計を製品に施していると思いました。ここら辺の事に、十分研究とコストを掛けているNikonのカメラメーカーとしての奥深さを感じさせられました。
③. 売り場で、色々なデジ一眼のファインターを見ていますが、D300を淘汰出来る物は、そうそうお目に掛かりません。他社様からも安くて画素数の多い機種も発売されていますが、ファインダーが小さかったり、遠くに像がある感じがしていまして、これで、マニアルフャーカスは難しいと思います。オートフャーカスで合わせなさいと言う考えも解りますが、オートフォーカスが、絶対に全ての物に合う訳では無い以上、マニアルフォーカスのし易さも必要です。
Nikonとしての評価をする為にD300を診ていますが、D80も中々良いファインダーを搭載しています。つまり、Nikonは長年に渡るカメラメーカーとしての実績がありますので、常にカメラの本質を何処までもコダワッテ開発していますので、当然電気部品以外にもコストを掛けて造り込んでいます。ですから当然に他社製品とは違います。
こういうカメラとしての基本的な品質がNikonはレベルが、高いので古くなっても良物は良いと思って使えるのです。
★ここまでは、D300の魅力と言うよりも、Nikonの魅力について語っていたのは確かだと私も思います。ですけれど、D300を語るには、NikonのDNAを語らずにはいられなかったのです。次回はD300とD3に搭載されている、オートフォーカスモジュールCAM3500について、語りたいと思います。
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