Nikon D300で撮る、2009東京オートサロン撮影レビュー (1)
『コレがオートサロンの撮影機材です。(10日に出かけてきます。)』
私の本年最初の撮影活動は、これから1月9~11日に幕張で開催されます『2009東京オートサロン』です。
思えば、2007年11月22日にD300を入手して、本格的に撮影をしたのが、年明けの2008オートサロンでした。その時はD300の売り物の一つであるCAM3500DXの51点オートフォーカスポイントを撮影構図に合わせて、シングルラインセンサー部の精度も知らないでセレクトをしまくりと、VR Zoom 24-120mm Gをほぼ絞り開放で1200カットの撮影をした中には、ピントのあまい画像もある程度含まれていたという結果でした。
だが同じCAM3500の51点フォーカスポイントを搭載しているFXフォーマットのD3よりかは、フォーカスポイントが広い範囲をカバーしているD300のDXフォーマットの方が使いでが良いのが解ったのでした。私はDXフォーマットの1.5倍の焦点距離には全く興味が有りませんが、このフォーカスポイントの広さには喜んでいます。出来たら次期デジ一眼には、今より二周り分広い範囲をカバー出来たならば完璧であると満足したします。
それから3ヶ月程経過した08年4月に本ブログを開設して、以前からのブログ友達であるフォトグラファー猿さんから、嬉しい事に献花ならぬ『お祝いコメント』を頂きブログ活動を進めて行き、またフォトグラファー猿さんブログで、お名前を拝見していましたREDさんとも親交を深める事が出来ました。この様に2008年は何かと稔りの多い年でありました。そして何よりも、この様に私の気まま勝手なブログですが、全国の皆様から数多くのご来訪をいただいています事に、私は皆様へ感謝致しております。
さて、今回から連続掲載していきます『2009東京オートサロン撮影レビュー』ですが、まだお互いにお顔を合わせてはいないREDさんからの強い同行撮影のご希望を頂きましたので、1月10日に彼と一緒に出かけてきます。そして私は翌日の11日も事情が在りますのでまた違う方達と出かける予定です。
私の今回の撮影機材は以下の通りです。
Nikon D300 & MB-D10
DX VR 18-200 mm G
VR 70-200mm F2.8G (秋口に入手したのに全然撮影していないレンズ)
SB-600
SC-17 & SK-8A (Nikonのプロアイテム。このブラケットも今回が始めての撮影)
今回同行されますREDさんも私と同じ本格的嗜好の人ですので、世間では重いから不便がられているNikon D300 & MB-D10の組み合わせで撮影される事だと思われます。バッテリーパックMB-D10に予備バッテリーを搭載していなくても1日分撮影出来る(内蔵スピードライトを未使用時)と思いますが、大勢のカメラマンが訪れますので、とにかくサマに成る方が良いと思うのです。
テニス撮影では、誰もが大口径望遠レンズを装着して撮影しますが、その大きなレンズにバッテリーパック等の縦グリップ装備のカメラで無いと、バランスがとれて無くて寂しい感じがしますので、私はMB-D10を購入しています。
そしてスピードライトはSB-600です。発売時には上級機種SB-800が在りましたが、コマンダー機能を絶対必要としなければ、SB-600で十分良いと思います。hideはスピードライトをよく使いますが、大半の方はペンタ部内蔵スピードライトを使われたり、あるいは別売り品を買っても使う頻度が少ないのではと思いますので、お求め易いSB-600で十分だと思います。ただ、私がSB-800に着目しているのは、バウンズ撮影時に装備の白板でキャッチライトが出来るのと、5本目の電池が装着出来る増設電池パックで、発光間隔を短く済ませられる2つのメリットは無視出来ない良さがあると思っています。
私は、レンズは『単焦点主義』と謳っていますが、イベント会場では自由に撮影ポジションの移動が出来ませんので、2本ズームを用意しました。本当は、スピードライト撮影が主体なので、開放F値の暗はそれ程問題では無いので、ワイドレンジのDX VR 18-200 mm G一つ有れば足りてしまうのですが、何カットかはギャラリーをボカして幻想的な作品を撮りたいので、VR 70-200mm F2.8G(今回が初撮影)も用意しています。
開場内では、通常はストロボでの撮影なので、風景写真のメジャーな横構図とは異なり、断然に縦構図が殆どを占めます。そこでスピードライトをペンタ部のシューに装着すれば人物の陰が目立つ画像に成りますので、当然ですが縦位置ブラケットの活躍と成ります。hideは08年の夏に入手したまま使う機会の無かったNikonプロアイテムのSK-8Aと付属のSC-17を今回始めて使用します。以前からカメラショップで普通に販売されている縦ブラケットを用いていましたが、新たにNikonプロアイテムを使って撮影しても別に作品の仕上がりが全く変わらないのはわかりますが、Nikonの一般市販品のスピードライトケーブルSC-17のその長さと重さと蛇の様にカールしているが為に、撮影時にレンズ前面に垂下がる不便さを無くす為に、ショート&ストレートタイプのSC-17欲しさからSK-8Aとのキットを入手してしまった次第なのです。
さあ、これからどの様な作品が撮れるのでありのでしょうか?
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コメント
hideさん、こんばんは
10日のオートサロンではよろしくお願いします。
当初は交換レンズも多いので、D80の出番かな?
なんて思っていましたが、hideさんにコメント
されてしまうと、やっぱりD300でなきゃ駄目
ですよねぇ~
ということで、私もD300&MB-D10で挑みます
交換レンズは・・・
①SIGMA 50mm/F1.4
②TAMRON 28-75mm/F2.8
③NIKON VR70-300mm/F4.5-5.6
それとSB-600で行こうかと・・・
ホントは35mm/F2や60mm/F2.8なんか
も試したいのですが、カメラバックに
入りきらないと思いますので・・・
それにしても・・・
hideさんが既にVR70-200mm/F2.8を
購入済みとは・・・(しかもグレー)
遅ればせながら、ご購入おめでとうございます
いやいや、ホントにお羨ましいです
当日はhideさんのVR70-200mm/F2.8
を装着した愛機D300の勇姿をぜひ拝見
したいと思っております
投稿: RED | 2009年1月 8日 (木) 00時17分
☆REDさんへ、
①SIGMA 50mm/F1.4
②TAMRON 28-75mm/F2.8
③NIKON VR70-300mm/F4.5-5.6
なかなか素晴らしく、私をうならせるレンズが登場ですね。
当日の会場は、込み合って大変だと思いますが、是非REDさんの伝家の宝刀レンズ群を活躍させてください。
それと、噂に名高い、「DK-21M・DK-20C・DK-23の3段重ね」も見させてください。
私のVR70-200mm F2.8GはDXフォーマットだと105-300mmで最短撮影距離が、1.5mなので、どんな物かと半信半疑な感じです。やはりDXの1.5倍は私には不要で、FXのノーマル倍率の方がレンズの焦点距離をそのまま接近戦でも使えるので、便利だと思います。
*10日のオートサロン撮影が楽しみですね。
投稿: cameraman_hide | 2009年1月 8日 (木) 23時18分
hideさん、どーもです。
いやー、壮観ですね。
お猿は、ケーブル持っていないので、ひたすらワイヤレスライティングでブラケット撮影です。
それにしても、憧れのライトグレーのVR 70-200mm f2.8が輝いていますね。やっぱりポートレートはコレなんでしょうね。頂いた添付写真も拝見しましたが、ボケがタダものじゃないです。
ライトグレーもいいなぁ……とグラついています。
でも、後継機が出たらライトグレーは滅びるんでしょうね。勿体ない……。
また、情報お待ちしています!!
投稿: フォトグラファー猿 | 2009年1月17日 (土) 12時59分
フォトグラファー猿さんへ、
今回のオートサロンで他のカメラマンの機材を見ましたが、割かしブラケットとケーブルで、縦位置撮影している人が多かったと思いました。
でも、掲載画像からお解かりに成られると思いますが、コレは、Nikonのスペシャルケーブルですので、短くて、カールもしていませんので、撮影時の邪魔にならなく使いでがとても良かったです。----このケーブルを使用している人はまず居ないと思います。
VR 70-200mm f2.8Gの描写が甘いと言われていますが、絞り解放時でも、ピント域で解像度があり、非ピント域で霧の如くの軟らかさが在ると思いました。
このレンズの後継機種にナノクリが施される物がいつ発売になるのかが解りませんが、
私個人の意見では、Nikonが御自慢のナノクリを出来るだけ光の進入方向のレンズに採用しないで、中間レンズに採用しているのを考えますと、どうやら撮像素子に当たった光が、レンズ内部で中間レンズに残像を形成させない為に採用しているのではと思えます。
話が変わりますが、ライトグレーのレンズはどうしても1本は欲しかった物ですので、購入しました。本当は、サンニッパ購入時にライトグレーも検討していたのですが、ブラックがNikonらしいと考えたので見送ってしまいました。
恐らく次期モデルでは、ライトグレーは出ないと私も思っています。1,470gありますので、重さを感じますので、一応VRで手持ち撮影でも出来ますが、私はサンニッパ同様に一脚を使いたいと思います。
投稿: cameraman_hide | 2009年1月18日 (日) 23時01分