幻のラーメンと言われる竹岡式ラーメン『梅乃屋』究極レビュー(5)
『梅乃屋』を訪れてみました。2008年12月13日(土)
それでは、私が、アレコレ25年間も思いを募らせていた幻の竹岡ラーメン「梅乃屋」さんレビューです。私の住まいである船橋から、ただラーメン食する為に国道357号・14号・127号をひた走る事約2時間掛けてようやく竹岡に在る「梅乃屋」へ訪れました。実は恥ずかしながら、今回が始めての訪問なのです。(現在では館山自動車道が開通していますので、竹岡IC下車です。)
この日は午前8時に船橋を出て10時頃にはJR竹岡駅近くに到着して、目印にしていたあの25年程前のツーリング途中に見かけた「梅乃屋」・「鈴屋」の看板と、頭に在るネットで調べた地図を元にして探したのですが、かっては寂しげだったこの土地も、今ではどこでも見かける街の雰囲気と成っていて、かなかな見つかりませんでした。
とにかく目を皿の様にして現地では、昔見かけた看板を探したのですが、25年も経てば当然無くなっていても可笑しくは有りません。そして遥か先の富浦まで通り過ぎてから、突如通り過ぎた方向の「竹岡IC辺りが、店の所在地だ !」と引き返して、途中の無人駅であるJR竹岡駅で、人に尋ねると「ここから10kmは、千葉よりです。」(実際のお店は2.3km先でした。)と言うテキトーなお返事を頂きまして、それを信じて今度は君津方面へ行き過ぎてしまいました。
また再び行き過ぎた事に気付いて戻ったのですが、店への目印としていた捜すべき「国道から分岐している斜道」には、車が止まっていて、斜道の存在を気付かせ無かったので、またも行き過ぎて竹岡ICまで走ってしまい、もう一度戻ってお店に辿り着くという有様でした。結局、店の前を4回走っての到着と成ったのでした。
私が到着した午前10時40分頃には、さすが有名店らしく既に先客が大勢いました。車でのお客も多いのですが、ツーリング途中のライダー達が沢山訪れていました。多分、現在のツーリング情報では、こちらのお店はかなり広く知れ渡っていると思えます。薄茶色の三角形に近いお店の中は、広くは無くて肩をくっ付けながら何とか20人程が入れる広さでした。
その店内では、噂通りに女性5人程で七厘で鍋を茹でていました。入りくんだ複雑な座席に座られたお客さんを服装の形や色等で、「赤ジャン・眼鏡」とかで呼称していた事と、チャシューに成る豚ばら肉がビニール包まれたまま幾つも目の前に積まれていた事が特徴的でした。
不思議な事に、この交通が不便な土地にも関わらず午前中の昼飯前だというのに絶えずお客さんの途切れる事は有りませんでした。ライダー達は、竹岡で銘物の『梅乃屋の竹岡式ラーメン』でお腹を満たしてから、南総へのツーリングへ出かけるのが定番らしいですね。特に寒い季節には応えられない味わいが在ると思います。
◎次回へと続く!
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